コロナショック相場に入った時のオプションのIVがどんな動きだったか調べていた。
多分2/28日頃かなと思うが→
営業日で言うと2/28日になりこの前後のVIXの動きを振り返る。
vix先 | VIX | VXX | |
21.95 | 27.85 | 19.34 | 2/25 |
22.45 | 27.56 | 18.93 | 2/26 |
26.6 | 39.16 | 22 | 2/27 |
26.1 | 40.11 | 22.89 | 2/28 |
26.15 | 33.42 | 21.98 | 3/2 |
アメリカでは27日にS&P500が-4.52%の下落となりVIXが急騰。前日比+42%。
27日ということは28日の日経はその影響を受けることになり-3.67%の下落となった。
その日の夜はその流れを引きずる事となり、アメリカが下落しほぼパニック状態といっていいかもしれない。
結果的にはそれほど下がらなかったわけだが。
問題はその後である。本格的にコロナショックだと言われるのはそれから少ししてからだったと思うが、さらにそのあたりの動きを振り返る。
vix先 | VIX | VXX | |
26.15 | 33.42 | 21.98 | 3/2 |
29.3 | 36.82 | 24.53 | 3/3 |
27.5 | 31.99 | 23 | 3/4 |
31.7 | 39.62 | 26.68 | 3/5 |
36.17 | 41.94 | 29.65 | 3/6 |
45.65 | 54.46 | 36.96 | 3/9 |
41.56 | 47.3 | 34.11 | 3/10 |
46.95 | 53.9 | 38.66 | 3/11 |
59.95 | 75.47 | 47.22 | 3/12 |
54.45 | 57.83 | 43.2 | 3/13 |
72.05 | 82.69 | 59.21 | 3/16 |
急騰したVIXも一旦下落。このあたりVIXは40を超えたのは過去数度しかない。だから売れなどと言われて売った人はほくそ笑んでいたことでしょう。
しかし、わずか数日で状況は深刻さを増す。
今回のVIX上昇はこの時を上回る+47.95%。相場が2月の時より安穏していたことが分かる数字だ。
とは言え、翌日の日経はたいして下落しなかった。また、アメリカも翌日は反発していいる。
大きく下落したら普通は少し反発するものだが、さらに下落する場合もある。
さて、くるぞくるぞと言われていた2番底はくるのかこないのか。
検索しても今回の下落をことさら取り上げている記事はあまり見当たらず、二番底はくる、こないと意見は拮抗しているようです。
中にはこんな記事も↓
面白いのはこの記事、アメリカが大幅下落した日の直前に配信されている点である。
そもそも二番底って一体なんなのか。
中にはすでに二番底がきているような意見もあるわけです。
こうなってくるとすべて後付けの都合のいい意見にしか聞こえてこない(実際そうかもしれないが)。
いずれにしろ、トレードをする人間は意見を発信するだけでは飯は食えない(中にはエセトレード記事書いてアフィリエイトで稼いでいる輩もいるだろうが)。
二番底がなんなのかは別としてまた相場が下落し始める可能性は当然あるとしなければいけない。
そうなると今のポジションで安穏としていられるのか?
段々こわくなってきた。。。とは言え、そう考えてポジを構築し続けてきた結果、カレンダーで大損し(まだ言うか)、仕切り直してまた含み損を耐えしのぐ。
しのいでいる間に二番底きたら今のポジで耐えられるかと言えば、プットは離れているとは言えインしてしまう可能性は否定できない。
S&P500は移動平均を再びプラ転したもののまたマイ転することもあり得る。移動平均をいったりきたりする相場なのか。
正直、さっぱりわからない。。。