手抜き投資改めご都合主義の期待売買

結果だけに一喜一憂するご都合主義の期待売買

日経VI指数の限界

通常であればSQ週には日経平均VI先物の満期もくるが今月は来週となっている。

SQにともない日経平均VI指数の算出対象限月を入れ替えていて気付いたが、期近の2月限の満期まで30日を超えている。

こうなると期近と期先の按分で算出する日経平均VI指数だとどうなるのか?

そこでちょっと調べてみるとこの場合は按分せずに補外計算するという。

どういう意味かよく分からない。恐らく期近の残存日数を30日にして期先もそれにそろえるのではないかと推測。要するに35日だったら5日分期近も期先も減じてやる。するとある程度公式の数字に近づいた。

そもそも日経平均VI指数ではなく、あくまでIVの動きがみたいだけなのでこれでよしとしよう。

しかし、つくづく思うのだがこんな指数の先物なんか怖くて取引出来やしない。

基本的には算出対象のオプションの満期に合わせて限月交代させるが、残存日数を30日にするために期先も算出対象に入れている。

理屈としてはコンスタントマチュリティのようなロジックなのだろうが、だとすると別に残存日数30日にこだわる必要もなく日々一定割合を翌期に乗り換えていったほうが自然ではないだろうか。30日というのはもしかするとVIX指数と歩調を合わせたいがためなのだろうか。

アメリカの真似をするんだったらオプションも作ってほしいものである。

それとミニ日経平均VI指数先物も作ってほしい。