本日の日経は上。結局3万円台に戻る。
残存期間が後わずかになってきたので大きな動きがなければ明日あたりに全決済しよう。
残存期間と言えば日経平均VI指数である。
日経平均VI指数を書籍に書いてあった簡易計算方法でエクセルで算出しているが、本日の数値が公式と1ポイント以上違っている。
どうやら期近と期先の残存期間の影響のようだ。
確かに期近の残存期間は4日で期先は39日となり、期先のほうが長くなっている。
どういうことかというと日経平均VI指数は期近と期先を残存期間30日に調整して指数を算出しているが、限月交代が行われるときは全て期先に切り替わっており丁度残存期間30日になる。
要するに期近の残存期間が4日なら期先は34日あってしかるべきという設計であるが、暦はそうそううまくできていないのでずれが生じるときがある。
今回は来週がVI指数の限月交代だが日経のオプションのSQは今週金曜なのでその時点で期近は消滅する。数日間期近なし(というか既に5月限が期近になっている)で計算するのか通常より長い5月限と6月限で計算するのか。
本によればこのような場合は補外計算が行われるらしい。この具体的な計算方法が分からなかったが、いずれにしろ指数が変な数値になることがあるらしいことが分かる。
単純に30日の線形補間をやる場合とVI指数のやり方で算出する場合、微妙に数値が違っているのでこの点を考慮しているということなのかもしれないが、変な数値になるような商品設計で果たしていいのか。
このあたりにも日経平均VI指数がはやらない理由があるのかもしれない。