手抜き投資と言いながら全く手が抜けなかったのでSQの犬に名称を変更。
ダウの犬とか日経の犬などの投資法があるが、あれを勿論パクったものである。
本来は日経任せなので日経の犬がふさわしいが、日経の犬戦法は既にパクられて世に浸透しているのでSQの犬にしておこう。
名前を変えただけで中身は特別変わっていない。そもそも誰も読んでいないブログだから誰も気づきやしない。
本家のダウの犬戦法はダウ採用銘柄に追随するという結構セコイ投資法なので誰もやりたがる人はいなさそうだが、我がSQの犬戦法はSQごとに機械的にポジションを組んでいき勝率は良くて5割いくかいかないかというこれまたショボい戦法なので勿論誰も見向きもしない。
SQ週にもなればほぼ勝敗が見えてくるが、仮に敗戦濃厚であっても裁量で早めに切り上げることはできない。
なぜならデータに依拠しており、かつ大して相場が動かなくても数日で一気に形成が逆転することもあるから勝手に勝負を降りる事は許されないのである。
敗戦濃厚という見込みもそれは自分の予想に過ぎず、自分の予想ほど当てにならないものはないからである。
あくまでデータ上確率が高いか低いかが判断の基準であり、そうしなければこの戦法は成立しない。
他人はそれをギャンブルと言うかもしれない。運否天賦の日経任せのトレード手法。敢えてショート主体で望まず買い主体でいくのだからギャンブラーと呼ばれてもおかしくない。
今回もほぼほぼ負け戦のようになっているので一旦総括しておこう。
細かく記録するのはやはりかなり有用なようだ。
さて、今回は久しぶりにデルタヘッジを行ったわけだが、暴落と言ってもいい最中にデルタヘッジでしのいだのは初めてである。
一つ言えるのはデルタヘッジで大けがが免れるということである。
多分頭でわかっていてもやってみないと感覚的に受け入れずらいだろう。
今までだったら華麗に損切りしていたと思うが、別に損切りが悪いわけではない。
結局デルタヘッジでしのいでも利益が出ないかあるいは微々たるものである場合もあるからだが、仮にあのまま下げてくれればそれなりに利がのっていた可能性もあるから何とも言えない話である。
このあたり結局何を選択するかにかかっているわけでデルタヘッジが悪いわけでもなければ損切りがいいわけでもない。
とは言え、手抜き投資改めSQの犬戦法は致命的な大けがをしないということが今のところ実証されたようだ。
そもそも本来のSQの犬戦法にアレンジを加えて収益率をアップさせようとしているが、これがうまくハマっていないことから起こっているミスが多々ある。
これまでプット売りに対して当初ミニ1枚を当てていたが、プットのデルタが減少するとこれを上に売り直していたのがよくなかったようである。
売り直してもトータルで見るとたいして収益率があがるわけでもなく、リスクはかなり増大する。今回も仮に当初売り建てていた位置だとデルタヘッジ出動の場面が限られていたし、もっと言えば暴落前にすでに価格がかなり減価していたので決済していてもよかった。
この点をコール売りを絡めることによって修正してみたので、次はSQの犬(改)でのぞもう。
勿論バージョンアップしても必ずしも勝率が上がるわけではない。