IVが低下してもののみごとに相場は動きが緩慢になっているように見える。
動きがないとこちらもやることはない。なんせSQの犬だから。
さて、実際の日経平均のボラティリティは低下してきているものの、直近20日のボラで言えば、1月頃はもっと低い時期もある。
何をもって低いとか高いとか言うのかという話で、結局は相対的なものでしかない。
ボラが低くなったとは言うものの、直近245日のボラを365日年率換算にすると22%を超える。直近20日のボラも20%を超える。
そこで過去の日経平均のボラを確認してみる。
2004年~2019年まで毎年1年ごとのボラを平均してみると、約26%と思ったより高い。
ということはやはり最近のボラは低くなっているとみてよさそうだ。
とは言え、ボラとIVは根本的に違うものである。
ちなみに本日の日経平均VI指数は17程度。コールは概ね13後半。
市場はさらに相場が動かないと見ているようだ。
勿論市場が常に正しいとは限らない。