手抜き投資改めご都合主義の期待売買

結果だけに一喜一憂するご都合主義の期待売買

恐怖指数下落 含み益へ

やはりジリジリと上昇を続ける日経。

やはり是が非でも27000円を目指さないと気が済まないのか。

GPIFが日本株のウェートが大きくなったため売り始めたとか言ってたのだが、よくよく考えてみると日銀もETFを買いまくっている。

日銀の保有額はGPIFを抜いて45兆。東証1部の7%である。

GPIFもほぼ同額なので両方で14%を占める。14%はほぼ売られない浮動株とみていいことになる。

しかも日銀はETFを通じて買っているとなるとETFに組み込まれている会社という事になる。恐らく日経平均に採用されている銘柄のウェートが大きくなっていることだろう。

もっとも多い割合となっているのはアドバンテストで24.7%らしい。なんと4分の1が日銀ということになる。ちなみに議決権などは行使しないので、企業にとってもこれほど心強い物言わぬ株主はいないだろう。

とはいえ、GPIFはともかくとして日銀の場合は結局は税金である。

さて、デルタはマイナスだというのに損益はわずかながら含み益へ。

恐怖指数はコールのほうが高い。というかプットのほうが安くなっている。

恐怖指数のコールとプットで別々に算出する意味はあまりなさそうである。

いずれにしろ期先のウェートが大きくなっているので期近の影響自体が減少しているのでこんなものかもしれないが。

ちなみに日経平均VI指数のSQ来週の9日である。