手抜き投資改めご都合主義の期待売買

結果だけに一喜一憂するご都合主義の期待売買

コール売り戦略は投資の聖杯か②1週間前のクズコールが8倍

プットの売りについての怖さは至る所で目にするが、コール売りについては儲かるという話ばかりである。

以前の記事で書いたコール売り戦略のやり方で1週間前のSQ値付近でコールを売り建てた場合どうなっているか確認してみると。

3/11の10時頃の権利行使価格28000円のコールは25円前後。

3/18のナイト最高値は215円。

インするまでに約1000円も離れているので大丈夫。とあぐらをかいていられるだろうか。

件のコール売り戦略は2020年は全勝したという触れ込みなのでこういう場合はどこかで損切りせず、デルタヘッジしていくのだろうか。それともじっと待つのか。

 

考えてみれば5営業日で約2000円近く急騰している計算になる。

下がっている時はみんなこういう事には敏感だが上がっている時はそうでもない。

そして、相場が上がっているにも関わらず損を出したり、追証に苦しんでいる人もいるはずである。

コールを売っていた人たちは前述の如く損切りしたり、ヘッジで先物を買ったり、或いは何もしない人もいるかもしれない。相場が下がっている時に比べれば誰もそんな事は気にしない。

この点、個別株式の現物買いのコール売りはかなり様相が変わるが。

そう言えば、コールバックを建てて速攻損切りしたが、あれを持っていたらどうなっていたか。

少なくとも25000円前後の含み損になっていたようだ。。。

コールはプットと違い内側が盛り上がり、外が下がっていく。

オプションはIVの売買とは言うものの、IVが高いから売りだとか、低いから買いだとか、そんな単純な話ではないことに改めて気づく。