2004年~2018年の8月のお盆休み近辺の日経平均のデータを確認。
※8/10~(休みの場合は前営業日)8/16日まで(休みの場合は翌営業日)の終値
6勝9敗で実はトータルでマイナスになっている年のほうが多い。。。
とは言え、下落幅最大-3.7%程度。
日々のボラの平均は約1.1%なので期間中の営業日を5日とすると、変動幅約±2.5%弱の確率が約70%程度となる。
そもそも閑散に売りナシという意味は売っても儲からないという意味なのか、上昇するから売るなという意味なのか、ニュアンスが違う。本来どういう意味なのか検索してみよう。
https://www.tokaitokyo.co.jp/kantan/term/detail_0694.html
閑散に売りなしとは、株価が下がり横ばい状態が続き出来高が少なくなっている、いわゆる閑散相場の状態の時には、嫌気をさし保有株を売りたい衝動にかられますが、そういう時は保有株を売るものではないという格言です
なるほど相場が下がって出来高が少ない、こういう時には売るなと
他に検索してみても概ねこういう意味合いらしい。
連休中とかはみんな休みだから大きくは動かないくらいに思っていた。。。
単に出来高が少ないからというよりは持合い相場のときは急激に上がる場合もあるので安易に売ってはならないという意味のようである。
となると、お盆休みなどで市場参加者が少ないと見込まれるときに本来使う用語ではなさそうですね。
逆に盆休みに売った場合どれくらい損していたのか?
仮に買った場合より明らかに売った場合のほうが損しているなら本来の意味はともかく格言通りということになる。
が、そもそも騰落率の平均とるとほぼプラマイゼロになるので仮にお盆休みに売って盆休み明けに買い戻すことを毎年繰り返してもほぼプラマイゼロに落ち着いてしまう。一番上がった年で約3.7%弱でこれまた下落幅と変わらない。
確かに売っても儲かってはいないのであたっていると言えなくもない。
つくづく相場というものはよくできていやがると思う。