手抜き投資改めご都合主義の期待売買

結果だけに一喜一憂するご都合主義の期待売買

202404限 シミュレーション

3/8 410C 315L -135

3/11 405C 260L -55 400C 295L -30 397C 320L→300=-20

3/21 405C 400S +350

 

 

確定+130 計+110

 

3/8 380P 360L -230

3/12 372P 500S +450

3/20 385P 205L -125

3/21 390P 190L -60

3/24 395P 215L →200=-15

4/3 387P 200S →50=+150

 

確定+35 計+170

 

SQごとの偏差

2023

平均 1.4%

0.03102 2 6 16.67% 50.00%
0.062039 1 2 8.33% 16.67%
0.093059 0 1 0.00% 8.33%
  0 0 0.00% 0.00%
12 3 9 25.00% 75.00%

 

2022

平均 

0.047524553 4 2 33.33% 16.67%
0.095049105 3 3 25.00% 25.00%
0.142573658 0 0 0.00% 0.00%
  0 0 0.00% 0.00%
12 7 5 58.33% 41.67%

 

2021

 

0.047989711 3 5 25.00% 41.67%
0.095979421 2 2 16.67% 16.67%
0.143969132 0 0 0.00% 0.00%
  0 0 0.00% 0.00%
12 5 7 41.67% 58.33%

SQ戦略は機能したのか

SQ戦略を始めたのが2020年の11月限なので今年10月限で丁度36月。

1セット100万から始めて純粋な損益は-40万ほどだが、

リアルでの取引は手数料なども含めると9月限で一般的に言えばほぼ退場となっている(当初の戦略ではポジションが組みにくい)。

一方でそれらの事も踏まえた手法である手抜き戦略だと約200万前後の利益になっている。

手数料もさほどかからないが相場が下落した場合のデルタヘッジがめんどうである。証拠金の増大を防ぐためにプットを買ったりするコストが余計にかかる場合もあるがそれらを含めてもこれくらいの利益になっている計算になる。

しかし、この手抜きバージョンでも今年はほぼトントン位にしかならない。

どんな戦略にせよ相場の影響をどうしても受けるが、SQ戦略は文字通りSQ間での相場の騰落に影響される。

ザックリ言えば相場が動かない時にロンストを組んでいても儲からないが、SQ戦略はロングの利益が中心だからである。

リスクリバーサルは低いIVを買い、高いIVを売るものだが、要するにSQ戦略は低いIVを買い続ける戦略と言ってよい。

しかし、それでは極端に勝率が低くなるのが目に見えている。また、いずれにしろ購入したオプションがディープインするかあるいはインする位にならないと利益はでない。

デルタをとりにいっているのと同じなのでその点も分が悪い。

そのあたりを考慮してポジを組むわけだが、一番手っ取り早いのが手抜きバージョンである。これは要するにブルシンセティックである。

デルタをニュートラルにしないのでフルヘッジされていない。

見方を変えるとリスクリバーサルでプットのショートに対してミニ先でヘッジしているような感じになるので構築時はδはプラスである。

通常は利が乗ったら利確ポイントを探していくのだろうが、SQ戦略は基本的にはSQ前日くらいまではもつ。SQ前日、少なくともSQ週に日経平均がいくらになっているのか統計上のデータを元にしてやるからである。

従って、相場が上昇して十分な含み益があるにも関わらず利確せずに持ち続けると言うことが人間にはかなり難しい。勿論これから更に上がるかもしれないわけで、逆に下がるかもしれない。

他方で、ポジション構築からすぐに相場が下がるとすぐに含み損となる。さらに下がるとデルタヘッジとなる。大きく下がった場合は敗戦処理だけに費やすこととなる。デルタヘッジを随時行っていくので致命傷を被るような大きな損失にはなりにくいが、デルタヘッジ狩りに頻繁にあうと損失は拡大するが、そのような相場の地合いでも粛々とデルタヘッジを行い、デルタヘッジを外すという作業を繰り返すしかない。

どこかで損切りしたほうが効率がいいのだが、それをやり始めると結局裁量でトレードをしているのと変わらなくなり、つまりこれまでのリアルトレードと同じになってしまう。

昨年の8月から手法を若干変えて約1年収支はトントンになる。手抜きだと-9万ほどであまり差はないがいずれにしろほとんど利益が出ていないことに変わりはない。

過去30年ほどのデータと比べると、限月間のボラティリティがかなり低くなっていることが一つの原因である。

では、オプションをショートしていれば利益がでていたのか?というとそれはまた別途検証が必要だが、この3年で最大の下落幅-8.9%程度なので概ねATMから7%とか8%ほど離れたプットを売りっぱなしでほぼ丸儲けだったということができる。

しかし、これは言わずもがな結果論に過ぎない。とはいえ、統計上のデータから手抜き戦略でショートするプットは概ねATMから7%程度離れたところだったことを考えると、ブルシンセにせずにシンプルなリスクリバーサルとして、適時デルタヘッジを行うというほうが良かったということになるが、これは結果論だろうか?

リスクリバーサルはIVのサヤを抜くものなので逆に言えばそれ以上の利益は得られないことになる。

別の見方からすると、オプションを組み合わせて利益をあげようとする場合、デルタあるいはガンマをとりにいかない場合は結局その利益はある程度限界があるのではないか。例えばIVを買う場合であってもリーマンショックなどのIV急騰をのぞけばほぼほぼある程度の上限値があると言っていい。仮にIVの上昇が当てられるとしてもその上限値以上は利益にならないし、リスクリバーサルのようにネガティブベガになっているものがある場合はなおさらである。

いずれにせよ、相場の地合いというものに損益は左右され、その地合いというものを読めるのであればそれに応じたトレードをして利益は積み重ねられるだろう。

それができないからできるだけ機械的にトレードしようとしているのだが、こうやってみると結局相場を読もうが読むまいが(読んで外れようが)大して変わりはないようにみえるが果たしてそうか。

相場を読んで外れて損して悔しがるよりも、外れて当たり前だと読まずに損したほうがストレスが軽減されそうだが、それはそれで、読んでいたらとか思ってしまうのが人間だろう。

相場が読めるかどうかは別として裁量を排除したトレードでも利益がでているのは事実である。

2024

1月(1月限) -3800※ミニ(+80(+8.3% +2742

2月 -36500※ミニ(-4(+3.6% 1286

3月 +30100※ミニ(+60(+7.3% 2701

4月 -14500※ミニ(-20(-0.7% -298

 

2023

1月(1月限) -7000(+5(-5.2% -1451

2月 +35500(+10(+5.6% 1464

3月 -11500(-7(+3.4% 952

4月 -69500(-20(+0.0% 13

5月  -74000(-10(+2.3% 633

6月 +351000 (+80(+7.6% 2252

7月 -207000 (-23(+0.4% 154

8月 +87500  (-15(-0.5% -187

9月 -217500  (-13(+1.6% +517

10月 -14200※ミニ (-10※(-0.3% -112

11月 +3100※ミニ (-11※(+1% +330

12月 -4800※ミニ (-8※(+0.9% +290

計 -128,400円 (-22

 

2022

1月(1月限) -105000 (-5(0% 51

2月 -70500(-6(-1.9% -544

3月 -58500(-15(-7.2% -2005

4月 +236000(+30(+6.8% 1725

5月 -16500(-10※(-4.5% -1240

6月 -62000(+70(+6.8% 1818

7月 -310000※2セット(-10(-4.8% -1300

8月 +141000 (+15 -7(+4.9% 1302

9月 +19500 (-3(-1.6% -481

10月 +68000 (-5(-7% -1977

11月 -37000 (-15(+1.3% +355

12月 -64500 (-8(-2.4% -649

計 -259500円 (+31

 

2021

 

1月(2月限) +94000 (+32(5% 1423

2月 -115500(-7(-1% -308

3月 +75000(-10(0% 4

4月 -124000(+5(-7.7% -2320

5月 -2500(-15(3.1% 874

6月 -127000(-3(-2.8% 830

7月 -108500 (+2(+0.2%  74

8月 +218500 (+74(+7.2% 2031

9月 -152500 (-8(-8.9% -2703

10月 -21500 (-1(+4.3% +1229

11月(12月限) -141000 (-13(-2.9%( -865

計 -405000(+56

 

2020年

12月(1月限) -29500(-7(3.1% 837

11月(12月限) +290000(+30(5.4% 1370

10月(11月限) -59500(+78(8% 1901

計 +201000(+101

 

SQ週ギャンブル -3300

日経平均は大幅高。

プットL損切り。-2500円。

プットL同値撤退。±0円。

プットL損切り。-800円。

プットデビット持ち越し。

これだけ上がるのは勿論想定外なのでどうしようもない。

元々のポジを損切りしていないと損失が更に膨らんでいたのでSQ週ギャンブルはこれでよし。

-0.0028 0.00005 0.7947 -0.8021 ¥-450 ¥-13,750 ¥-14,200
デルタ ガンマ ベガ セータ 含み損益 確定損益  

 

call 0.025497 0.00005 1.04299 -2.6054
put -0.02815 -0.00001 -0.25211 1.84130
  デルタ ガンマ ベガ セータ

 

ナイトに入って一旦押す場面もあったが相変わらず強い。

ということで損切り。-800円。

 

雇用統計ギャンブル +3100 10月限 SQ前週

雇用統計前にプットをロング。ミニオプなのでこういうことが気軽にできる。

発表後にアメリカは3指数とも大きく下げて、これは勝ちだなと思ったが、その割に日経は下がらない。

外のプットを買値とほぼ同値で売ったのでSQまで持っても損はなくなった。

しかし、やっているのは日経のオプションなわけで日経が下がらなければ意味はない。

仮にアメリカが少しでも戻せば日経先物は爆上げも有りうる。

加えて500円下のプットを売って悦に入っていたら250円下だった。。。

ということで利が乗っている間に撤収だ。

プットL。 +2900円。

プットS。 +200円。

その後アメリカは一転上昇。日経先物も上昇したようだ。

来週はSQ週であり、このままだと10月限は下落月となる可能性が高い。

そうするとこの水準より上がる可能性より下がる可能性が高い。

祝日取引が行われるようだが、やはり現物が動かないとヘッジ目的はともかくなかなか新規でポジ設定とはなりにくいがエッジ的なものが見つかればまた別である。

 

10月限 SQ前週

前週終値 31857

高値 32401 10/2

安値 30487 10/4

今週終値 30994

 

高値安値 値幅 約6.3%

騰落 -2.7%

 

直近高値 33634 9/15

安値 30487 10/4 

値幅約 10.3%

 

前SQ値 32921

前SQ日終値 32606 高値33634 +3.15% 安値30487 -6.5%

 

 

損切り撤収 

昨夜ナイトで切ろうかと悩んだあげく、さすがにIV高すぎでしょということでザラ場で損切りするために念のため外のプットをLして寝る。

 

損切りライン付近まできたので全決済。

コールL -7900円。

プットL +107000円。

プットS -66800円。

プットS -19300円。

プットL -1700円。

 

トータルの損失は 13550円と想定よりは軽減されたが、昨日切っておけばさらに軽減されていた。

また、プットをショートしていなければプラ転していたはずで、このあたりが変なデルタヘッジ脳に侵されている点だろう。

また、逆にプットをショートしてデルタがプラスに増大したときに、仮に持ち越すとするならマイクロをショートしてデルタを調整すべきなのにこういう時はしない。

ちなみ手抜き戦略だと大きくプラスになっているし、また、当初建てていたポジを何も触らなかったとしてもプラスなので、いかに下手糞なのかということだろう。

今回ミニオプを使ったので損失額としては大したことないものの、やられた感は強い。

 

 

10/3 ナイト IV急騰

ATM付近のIVが25前後とこうなるといかんともしがたい。

今朝がたプットをショートしてから800円ほど下落している。

IVが高いからと売る余力もない。

プットの玉がインしているので撤収するにしてもやりにくい。

これでプットサイドのトータル損益がほぼなくなった。

またネガティブガンマ及びネガティブベガが効きまくってプットサイドもδプラスということで損切り撤収しなくてはいけない。

 

0.0205 -0.00002 -1.7125 2.7639 ¥4,750 ¥-24,850 ¥-20,100
デルタ ガンマ ベガ セータ 含み損益 確定損益